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ひとこと
臨床検査技師に望む
著者: 水野肇
所属機関:
ページ範囲:P.10 - P.11
文献購入ページに移動これによって,きわめて不確実であった診断が,ある程度の確からしさをもって登場し,推測も可能になった.もちろん,誤診がないというわけではないが,少なくとも,なぜ誤診したかを反省できる材料はでてきたといえよう.人間のメカニズムが解明されないかぎり,誤診ゼロは存在しないけれども,いまの臨床検査の発達は,誤診ゼロに向かっている一里塚であることはまちがいない.
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