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文献詳細

雑誌文献

検査と技術10巻12号

1982年12月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

ヘマログDによる白血球分類

著者: 平沢康1

所属機関: 1北里大学臨床病理

ページ範囲:P.1038 - P.1043

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 わが国では,1970年代に入っての多項目の自動血球計算機の普及に始まって,同年代の後半には白血球分類の自動化も臨床検査に導入され,現在は国産のものも含めて自動白血球分類機は数種に及んでいる.
 白血球分類の自動化機器は,大別して,染色された細胞の個々の光顕像上のパターン認識によるものと,フロー・システムで酵素染色などによって特定の細胞集団としてのパターン認識によるものとの2機種に分けられる.後者のものとしてヘマログD(Hernalog D)と,その発展機器としてのH6000があり,ほかの機種はいずれも前者の方法を採用している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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