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文献概要
検査法の基礎理論 なぜこうなるの?
ヘマログDによる白血球分類
著者: 平沢康1
所属機関: 1北里大学臨床病理
ページ範囲:P.1038 - P.1043
文献購入ページに移動 わが国では,1970年代に入っての多項目の自動血球計算機の普及に始まって,同年代の後半には白血球分類の自動化も臨床検査に導入され,現在は国産のものも含めて自動白血球分類機は数種に及んでいる.
白血球分類の自動化機器は,大別して,染色された細胞の個々の光顕像上のパターン認識によるものと,フロー・システムで酵素染色などによって特定の細胞集団としてのパターン認識によるものとの2機種に分けられる.後者のものとしてヘマログD(Hernalog D)と,その発展機器としてのH6000があり,ほかの機種はいずれも前者の方法を採用している.
白血球分類の自動化機器は,大別して,染色された細胞の個々の光顕像上のパターン認識によるものと,フロー・システムで酵素染色などによって特定の細胞集団としてのパターン認識によるものとの2機種に分けられる.後者のものとしてヘマログD(Hernalog D)と,その発展機器としてのH6000があり,ほかの機種はいずれも前者の方法を採用している.
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