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文献詳細

雑誌文献

検査と技術10巻12号

1982年12月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの? 筋電図検査・4

単一筋線維筋電図

著者: 吉川信嘉1

所属機関: 1神戸市立中央市民病院神経内科

ページ範囲:P.1044 - P.1049

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 一般筋電図は直径70〜80μmの電極を内蔵する針を使用するため,1〜数個の筋線維の活動電位の波形を観察することになる.筋電図針の電極が25〜30μmの電極を使用すると,一本の筋線維からの活動電位の導出が容易に行える.この方法は1963年Ekstedt,Stålbergが初めて行ったものであり,日本でも吉川によって行われるようになった.単一筋線維筋電図で検査できる代表的なものは以下のごとくである.
 1.単一筋線維伝導速度の測定 2.神経筋接合部のジッター現象 3.筋線維密度の測定 4.筋線維発射パターンの解析 これらの項目について検査方法,意義について説明する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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