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学会印象記 第14回日本臨床検査自動化学会
自動化検査の行方を種々の立場から検討
著者: 山道宏1
所属機関: 1神戸市立中央市民病院臨床病理科
ページ範囲:P.1082 - P.1082
文献購入ページに移動 第14回日本臨床検査自動化学会が馬場茂明(神戸大)学会長のもとで9月12,13日,神戸市が10数年間の歳月をかけて作った広大な人工島ポートアイランドで開催された.会場への足も超近代的な科学を採用し,コンピュータで作動する無人運転の電車(ポートライナー)であり,いかにも本学会にふさわしい雰囲気を作り出す交通機関と場所(神戸交流会館)が選ばれた.演題数170題のほかシンポジウム2題,特別講演1題と例年よりも多く,入場者も1,200名を越える盛況ぶりであった.一方,展示は学会場の隣にある神戸国際展示場で行われ,ゆったりしたスペースで展示品を見ることができた.また会員の休憩,討論をする場所も要所に設げられ,会場のみならずメーカーの方々も満足な様子であった.
一般演題は三会場に分かれ,特にシステムに関する会場では,検査室がかかえている慢性の人手不足,増加する検体のスムーズな処理,莫大なデータの有効利用を考えている人がいかに多いかを物語るように会場外にも人が溢れていた.
一般演題は三会場に分かれ,特にシステムに関する会場では,検査室がかかえている慢性の人手不足,増加する検体のスムーズな処理,莫大なデータの有効利用を考えている人がいかに多いかを物語るように会場外にも人が溢れていた.
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