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文献詳細

雑誌文献

検査と技術10巻3号

1982年03月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの? 分離分析シリーズ・2

クロマトグラフィーの基礎理論—ガス,高速液体クロマトグラフィー

著者: 等々力徹1 松本宏治郎

所属機関: 1慶応義塾大学病院中央臨床検査部

ページ範囲:P.221 - P.225

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 クロマトグラフィーの利用は,約80年前ロシアの植物学者Tswettが,イヌリンや炭酸カルシウムを用いて植物色素を分離したのが最初とされている.溶媒抽出法の洗練された手技と考えられるクロマトグラフィーは,多成分混合系より各成分を分離定量できる画期的な方法であり,複雑な混合系である生体成分の分析への応用も多岐にわたる.本稿では,カラムを用いたガスクロマトグラフィー及び高速液体クロマトグラフィーについて,その基礎的な理論を解説し,二,三の応用例を紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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