文献詳細
マスターしよう基本操作B
文献概要
ガラス電極を使用するpH(ピーエチ)メータは,体液(血液,尿,細胞液など)のpH測定,工業排水の水質管理,さらには,分析化学における中和滴定の終点の検出手段として使用されるなど,その用途は広範にわたっている.そこでpH測定方法1)が同一基盤のうえに立ち,できれば国際的にも一致した方法1)となるよう検討され,昭和32年にpH測定方法の日木工業規格1)(JIS)が制定された.その後,昭和53年に全面的に改正されたJISが最も新しい規格である(264ページ参照).
本稿では,ガラス電極,比較電極および温度補償電極を一体とした複合電極2)を使用したpH測定操作を述べる,特に,pHメータは,国の検定を受ける義務があり,計量法施行令等の一部改正(昭和50年)によると,検出部(ガラス電極)は1年,指示部は3年と決められている.ガラス霊極は,破損するまで使用するのではなくて,規定に従って検定を受け,正しく計器を取り扱っていただきたい.
本稿では,ガラス電極,比較電極および温度補償電極を一体とした複合電極2)を使用したpH測定操作を述べる,特に,pHメータは,国の検定を受ける義務があり,計量法施行令等の一部改正(昭和50年)によると,検出部(ガラス電極)は1年,指示部は3年と決められている.ガラス霊極は,破損するまで使用するのではなくて,規定に従って検定を受け,正しく計器を取り扱っていただきたい.
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