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文献詳細

雑誌文献

検査と技術10巻4号

1982年04月発行

文献概要

トピックス

クレアチニン選択性酵素電極

著者: 中根清司1

所属機関: 1名大病院検査部

ページ範囲:P.350 - P.350

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 G. G. Guilbaultら1)はクレアチニナーゼを膜に固定化し,アンモニアガス電極にセットしてクレアチニン選択性酵素電極を考案した.臨床検査の中でクレアチニンはスクリーニング検査としての自動分析法と緊急検査としての測定法が必要である.クレアチニン選択性酵素電極は後者の測定法として有用になるであろう.
 クレアチニナーゼといわれている酵素には2種類あり,その一つはクレアチニンアミドヒドロラーゼ(EC3.5.2.-)で他の一つはクレアチニンイミノヒドロラーゼ(クレアチニンディイミナーゼ,EC 3.5.4.21)である.Guilbaultらの方法は後者で,その反応原理は次のようである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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