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文献詳細

雑誌文献

検査と技術10巻5号

1982年05月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

ICGとBSPの不一致

著者: 浪久利彦1 山城雄二1 及川洋子1

所属機関: 1順天堂大学消化器内科

ページ範囲:P.402 - P.406

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 ICG試験もBSP試験も肝の色素排泄試験として用いられ,特にICG試験は副作用が少ないということから,現在では肝機能検査法として欠くことのできない試験となっている.ICG試験がこのように広く用いられるようになるまでに,ICG試験はBSP試験の代わりに使えるかという疑問から,この両試験の差について観察した研究は多くみられるが,一般にはその差を示すことはなく,相互の結果は大体同じように解釈できるとされている1,2).しかし現実に両試験を行って一致しない場合も決して少なくないので,その原因について検討した結果を述べたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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