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マスターしよう基本操作A
血液培養法
著者: 小林章男1
所属機関: 1元:千葉大学病院検査部
ページ範囲:P.735 - P.742
文献購入ページに移動 菌血症は,侵入菌が生体の防御機構に打ち勝って血流に入った状態で,細菌感染症がもっとも重篤になった場合である.したがって速急に診断をつけねばならない.このためには迅速な検査室から主治医への連絡が必要である.
また血液培養はふつう液体培地を用いるため,汚染菌が1個でも入ると"偽菌血症"となるので,採血および検査中に十分な注意が必要である.
また血液培養はふつう液体培地を用いるため,汚染菌が1個でも入ると"偽菌血症"となるので,採血および検査中に十分な注意が必要である.
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