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文献詳細

雑誌文献

検査と技術11巻1号

1983年01月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

細菌検査材料と培地の組み合わせ方

著者: 山中喜代治1

所属機関: 1大手前病院中央検査科細菌検査室

ページ範囲:P.23 - P.28

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 感染症を疑う患者から真の原因菌を検出することは,微生物検査の責務といえよう.特に病院細菌検査室の業務では,確実性に加え迅速性が要求される.検体からの菌検出に多種類の培地を用い十分な培養条件で検査ができれば最良である.けれども現実には費用がかさむこと,検査従事者数に制限があることなどから不可能である.なるべく理想に近づくよう許される範囲内で最大限の検査法を駆使すべきではないだろうか.
 ここでは,各種検体別に最少限使用すべき培地の組み合わせと,患者の臨床症状や,検体の鏡検結果などから,推定される菌種の培養に適した追加培地について記述する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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