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文献詳細

雑誌文献

検査と技術11巻10号

1983年10月発行

文献概要

技術講座 細胞診

泌尿器科疾患の細胞診

著者: 横川正之1 福井巌1 山内昭正1

所属機関: 1東京医科歯科大学泌尿器科教室

ページ範囲:P.910 - P.914

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 泌尿器系の細胞診の検体は尿と臓器組織の穿刺吸引物が主なもので,ほかに前立腺液などが検体となる.臓器別でいうと,尿細胞診は尿路すなわち腎(主に腎盂),尿管,膀胱,尿道の病変を対象とし,穿刺細胞診は前立腺が主な対象である.ほかに最近は超音波エコーガイド下に腎(主に実質)や後腹膜リンパ節の穿刺が行われ,また睾丸が穿刺や捺印の対象となることもある.本稿では尿細胞診と前立腺の吸引細胞診の二つについて,検体の採取法とその取り扱いを中心に述べる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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