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基礎実習講座
ピペット洗浄法
著者: 櫛下町醇1
所属機関: 1(財)心臓血管研究所附属病院臨床検査部
ページ範囲:P.932 - P.936
文献購入ページに移動 化学分析(臨床化学分析を含めて)におけるピペット洗浄は,ガラス器具の洗浄とともに化学分析における分析手法以前の基礎として非常に大切であり,これらがよく洗浄されていないと良い分析結果(検査データ)は得られない.
ピペットの洗浄は基本的にはガラス器具全般の洗浄と同様であり,器具に付着している汚れを水に溶ける状態にするか,あるいは水層に移行可能な状態にすることである.汚れが完全にガラス器具から脱離し,水層に移行してから洗浄液を水道水でよく洗い流し,蒸留水ですすぎ乾燥させれば洗浄は終わりである.
ピペットの洗浄は基本的にはガラス器具全般の洗浄と同様であり,器具に付着している汚れを水に溶ける状態にするか,あるいは水層に移行可能な状態にすることである.汚れが完全にガラス器具から脱離し,水層に移行してから洗浄液を水道水でよく洗い流し,蒸留水ですすぎ乾燥させれば洗浄は終わりである.
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