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特発性血小板減少性紫斑病への免疫グロブリン大量静注療法
著者: 赤塚順一1
所属機関: 1慈恵医大第三分院小児科
ページ範囲:P.941 - P.942
文献購入ページに移動本症には急性型,慢性型および再帰型があり,一般に急性型は小児に多く,慢性型は成人(特に女性)に多い.本症の血小板増加あるいは出血症状の改善のためには,従来,副腎皮質ホルモン剤が主として使用され,これが無効な場合は,サイクロフォスファミド,アザチオプリン,ビンクリスチンなどの免疫抑制剤が使用されてきたが,いずれも副作用や効果が一過性か,あるいは遅効性のため問題が多かった.
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