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けんさアラカルト
患者携帯心電計(SM-11型)の一試案
著者: 関誠1
所属機関: 1東京慈恵医科大病院中検電気生理科
ページ範囲:P.943 - P.944
文献購入ページに移動 心電図検査が心疾患の診断には不可欠な検査であることは周知のとおりですが,受診者が日常生活の中で一過性に心臓の異常を訴えたり,また日ごろから心臓の器質的な疑いをもつ疾患があって病院に来ても,安静状態において記録された心電図に異常を認めない場合があります.もっとも,このような場合には負荷試験を行いますが,それでも潜在的な疾患を見いだすことは困難な場合があります.
このように,日常生活の中で突然おこる心臓の変化や,潜在性心疾患を見いだすことを目的として開発されてきたのが,磁気を応用した心電図記録装置です.
このように,日常生活の中で突然おこる心臓の変化や,潜在性心疾患を見いだすことを目的として開発されてきたのが,磁気を応用した心電図記録装置です.
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