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文献詳細

雑誌文献

検査と技術11巻12号

1983年12月発行

文献概要

検査を築いた人びと

前庭器官機能検査法の考案者 ロバート・バラニー

著者: 酒井シヅ1

所属機関: 1順天堂大学医史学

ページ範囲:P.1066 - P.1066

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 耳が聴覚だけでなく,平衡感覚を司ることを明らかにした功績で,ロバート・バラニーは1914年度のノーベル賞生理・医学賞を受賞した.動物を使って内耳の迷路が平衡感覚に関与することは,すでに何人かの研究者の手で明らかにされていた.しかし,バラニーの仕事は人で調べた最初であり,患者の前庭の機能をたやすく調べることを可能にした意義は大きかった.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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