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文献詳細

雑誌文献

検査と技術11巻12号

1983年12月発行

文献概要

検査法の基礎理諭 なぜこうなるの?

ヘマトクリット

著者: 菅沼清1

所属機関: 1関東逓信病院血液学検査科

ページ範囲:P.1067 - P.1070

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 ヘマトクリット(hematocrit)とは,血液中に占める赤血球の全容積を百分率で表わしたもので,一般には末梢血を使用する静脈ヘマトクリット(以下ヘマトクリット)が用いられる.また全循環血液中の全赤血球容積の占める%を体ヘマトクリットと呼び,ヘマトクリットよりやや低値を示す.
 ヘマトクリットは貧血や多血症のスクリーニングに有用なばかりでなく,赤血球数,血色素量の関係から貧血の種類の鑑別にも利用できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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