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文献概要
検査法の基礎理諭 なぜこうなるの?
ヘマトクリット
著者: 菅沼清1
所属機関: 1関東逓信病院血液学検査科
ページ範囲:P.1067 - P.1070
文献購入ページに移動 ヘマトクリット(hematocrit)とは,血液中に占める赤血球の全容積を百分率で表わしたもので,一般には末梢血を使用する静脈ヘマトクリット(以下ヘマトクリット)が用いられる.また全循環血液中の全赤血球容積の占める%を体ヘマトクリットと呼び,ヘマトクリットよりやや低値を示す.
ヘマトクリットは貧血や多血症のスクリーニングに有用なばかりでなく,赤血球数,血色素量の関係から貧血の種類の鑑別にも利用できる.
ヘマトクリットは貧血や多血症のスクリーニングに有用なばかりでなく,赤血球数,血色素量の関係から貧血の種類の鑑別にも利用できる.
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