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けんさアラカルト
セルブロック法の検討
著者: 佐々木久美子1
所属機関: 1東邦大学大森病院中央検査部
ページ範囲:P.1104 - P.1104
文献購入ページに移動 セルブロック法は塗抹細胞診の検体をさらに組織学的レベルで検討しようとする場合に用いられるが,その方法として,①蛋白凝固性固定液(ブアン固定液など)を用いる方法,②寒天を用いる方法,③血漿とトロンビンあるいはシンプラスチンを用いる方法,などがある1,2).最近上記以外の方法としてセロイジン膜を使う方法3)が紹介されているのを知った.
①は過去,本誌に紹介されている4)が,液状検体の場合,パラフィン自動包埋装置には適さないため,今回上記②,③およびセロイジン膜法について検討を行ってみた.
①は過去,本誌に紹介されている4)が,液状検体の場合,パラフィン自動包埋装置には適さないため,今回上記②,③およびセロイジン膜法について検討を行ってみた.
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