文献詳細
文献概要
アーチファクト
脳波
著者: 村崎義紀1
所属機関: 1慈恵医大病院中検
ページ範囲:P.168 - P.168
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本症例は,てんかんと診断された10歳の患者で,測定には,17素子多用途型脳波計を使用し,電極の配置は10/20法に基づき,導出法は単極誘導で記録した.図の中央の記号は関電極部位を示し,R-OFFは通常の心電図誘導で,R-ONは心電図誘導に抵抗器を挿入し,外部雑音をキャッチしやすくしたものである.図の左側にみられるのは,突発性の棘徐波結合の異常脳波で,中央より右側にみられる棘波および高振幅徐波様の波形は,静電気によるアーチファクトである.
本症例は,てんかんと診断された10歳の患者で,測定には,17素子多用途型脳波計を使用し,電極の配置は10/20法に基づき,導出法は単極誘導で記録した.図の中央の記号は関電極部位を示し,R-OFFは通常の心電図誘導で,R-ONは心電図誘導に抵抗器を挿入し,外部雑音をキャッチしやすくしたものである.図の左側にみられるのは,突発性の棘徐波結合の異常脳波で,中央より右側にみられる棘波および高振幅徐波様の波形は,静電気によるアーチファクトである.
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