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写真1 正常人の赤血球像である.同一人の血液でも塗抹の方法,その他の条件で赤血球像の人工的な変化がいろいろみられる.いずれも病的な変化と混同しやすいので注意したいものである.以下に日常よく遭遇する例をあげる.
写真2 赤血球酵素異常症のとき見られる有棘赤血球と間違いやすい像である.少量の血液しかとれず,抗凝固剤のEDTA塩濃度が濃すぎる場合よくみられる.
写真2 赤血球酵素異常症のとき見られる有棘赤血球と間違いやすい像である.少量の血液しかとれず,抗凝固剤のEDTA塩濃度が濃すぎる場合よくみられる.
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