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技術講座 細菌
ブランハメラおよびナイセリア属菌の分離・同定法
著者: 播金収1
所属機関: 1奈良医大病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.343 - P.347
文献購入ページに移動 呼吸器感染症起病菌を疑う細菌の中で,NeisseriaおよびBranhamella属菌の占める割合は,Neisseria属菌がNeisseria meningitidisただ一種であるのに対し,Branhamella属菌はBranhamella catarrhalisおよびBranhamella ovisの二菌種が検出されることが多い.Branhamella属菌は従来Neisseria属菌に属し,特に病原菌としての認識はされていなかった.
上気道常在菌は多くの場合,Streptococcus viridans groupと総称されるαレンサ球菌群,Neisseria pharingis groupと総称される非病原性Neisserti群,Diphtheroid groupと総称される非病原性Corynebacterium群,γレンサ球菌,およびMicrococcus群などの菌群で構成される固定的常在菌叢と,Haemophilus influenzae,Haemo-Philus Parainfluenzae,Streptococcuspneumoniae,Staphylococcus aureus,およびKlebsiellaPneumoniaeなどの流動的常在菌叢によって構成されている1).
上気道常在菌は多くの場合,Streptococcus viridans groupと総称されるαレンサ球菌群,Neisseria pharingis groupと総称される非病原性Neisserti群,Diphtheroid groupと総称される非病原性Corynebacterium群,γレンサ球菌,およびMicrococcus群などの菌群で構成される固定的常在菌叢と,Haemophilus influenzae,Haemo-Philus Parainfluenzae,Streptococcuspneumoniae,Staphylococcus aureus,およびKlebsiellaPneumoniaeなどの流動的常在菌叢によって構成されている1).
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