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技術講座 生化学
甲状腺ホルモンの定量法
著者: 越智幸男1 梶田芳弘2
所属機関: 1滋賀医科大学検査部 2公立南丹病院内科
ページ範囲:P.421 - P.426
文献購入ページに移動近年,直接飽和分析法,競合性蛋白結合分析法(CPBA)およびラジオイムノアッセイ(RIA)などトレーサーとしてのラジオアイソトープ(RI)を用いる諸キットが開発され,現在各検査室でルーチンに利用されている.さらにRIに代わり,酵素を用いたエンザイムイムノアッセイ・キットも利用されつつある.現在日常臨床に繁用されている検査法を表1にあげた.このうちT3摂取率(T3U),サイロキシン(T4),トリヨードサイロニン(T3),遊離サイロキシンインデックス(FT4I),遊離サイロキシン(FT4),リバーストリヨードサイロニン(rT3)の測定法および測定上の問題点について解説する.
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