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文献詳細

雑誌文献

検査と技術11巻5号

1983年05月発行

文献概要

基礎実習講座

試薬の純度

著者: 桑克彦1

所属機関: 1筑波大学医療技術短期大学部

ページ範囲:P.461 - P.464

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 通常用いられる試薬は,それぞれ単品として純度が規格化されている.大部分は日本工業規格Japanese Industrial Standard(JIS)によるものである.
 JISでは現在769種についての試薬を規格化している1).これらの試薬は,容量分析用標準試薬,一般用試薬および特殊用試薬の3種類に区分され2),それらは通常,標準試薬,試薬特級,試薬1級としてそれぞれの目的に合わせて用いられている.すなわち,特級は保証付(Guaranteed Reagent;GR)に相当し,世界的水準のもので主に分析用に用いられる.また1級はExtra Pure(EP)に相当し,化学用最純として用いられる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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