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病気のはなし
強皮症
著者: 竹田義彦1 本間光夫1
所属機関: 1慶応義塾大学医学部内科
ページ範囲:P.590 - P.594
文献購入ページに移動強皮症は全身の結合組織の炎症性,線維性および変性性変化を特徴とする慢性の多臓器疾患である.皮膚の硬化病変が目立つため強皮症(scleroderma)という名がつけられているが,皮膚のみならず内臓諸臓器がおかされ予後に影響を与えることから,進行性全身性硬化症(progressivesystemic sclerosis;PSS)とも呼ばれている.また近年,すべての症例が進行性でないことより全身性硬化症(systemic sclerosis)という病名も用いられる.
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