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文献詳細

雑誌文献

検査と技術11巻7号

1983年07月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

自動血圧計

著者: 栃久保修1

所属機関: 1横浜市立大学第2内科

ページ範囲:P.595 - P.600

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 近年,自動血圧計の普及はめざましい.その利点は聴診法に比較して測定が簡便であること,測定条件を守れば測定値が客観的に評価できること,さらに測定値を経時的に自動記録可能であることなどがあげられる.特に最近は電子装置が廉価となり,装置も安くて手軽に購入できるようになった.しかしながら,一口に自動血圧計といっても測定方法や測定目的などに応じて多種類のものがある.そして普及されている割には,その信頼性に関する評価は一定しておらず,また得られた測定値についてもある程度の知識がないと間違った評価をする危険性すらある.
 本稿では臨床的な立場より,自動血圧計の原理と使用にあたっての注意事項を簡単に述べてみたい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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