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基礎実習講座
検量線2—ラジオイムノアッセイの場合
著者: 伊藤節子1 加野象次郎1
所属機関: 1慶応大学病院中央臨床検査部
ページ範囲:P.755 - P.760
文献購入ページに移動RIAの測定は現在のところ,競合反応を利用したものと非競合反応を利用したものに大別される.競合反応は一定量の抗体に対して一定量の標識抗原と非標識抗原が,抗原過剰の条件下で競合反応するものである.一方,非競合反応はサンドウィッチ法に代表されるように,抗体過剰の条件で固相化抗体と抗原を反応させた後,これに標識抗体を反応させるものであり,多価の蛋白抗原の測定に用いられている.
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