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文献詳細

雑誌文献

検査と技術12巻10号

1984年10月発行

文献概要

技術講座 細菌

ブドウ球菌の同定法

著者: 黒坂公生1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学臨床検査医学

ページ範囲:P.894 - P.898

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 ブドウ球菌(Staphylococcus)は,化膿球菌ともいわれるように人に化膿性炎症を起こし,臨床検査で最もよくぶつかる菌の一つである.
 一方本菌は,人体や動物の皮膚や粘膜に常在菌として定着している菌でもある.以前はコアグラーゼ陽性の黄色ブドウ球菌のみが注目されていたが,最近日和見感染の原因菌として,コアグラーゼ陰性のブドウ球菌に対しても関心がもたれるようになってきた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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