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技術講座 細菌
ブドウ球菌の同定法
著者: 黒坂公生1
所属機関: 1東京慈恵会医科大学臨床検査医学
ページ範囲:P.894 - P.898
文献購入ページに移動 ブドウ球菌(Staphylococcus)は,化膿球菌ともいわれるように人に化膿性炎症を起こし,臨床検査で最もよくぶつかる菌の一つである.
一方本菌は,人体や動物の皮膚や粘膜に常在菌として定着している菌でもある.以前はコアグラーゼ陽性の黄色ブドウ球菌のみが注目されていたが,最近日和見感染の原因菌として,コアグラーゼ陰性のブドウ球菌に対しても関心がもたれるようになってきた.
一方本菌は,人体や動物の皮膚や粘膜に常在菌として定着している菌でもある.以前はコアグラーゼ陽性の黄色ブドウ球菌のみが注目されていたが,最近日和見感染の原因菌として,コアグラーゼ陰性のブドウ球菌に対しても関心がもたれるようになってきた.
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