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技術講座 生化学
酸性ホスファターゼの測定法
著者: 畑義治1 長谷川昭1 佐賀優子1 上野泰男1 天川勉2
所属機関: 1聖マリアンナバイオケミナル・ラボラトリーズ(ブリストル) 2聖マリアンナ医科大学病院検査部
ページ範囲:P.137 - P.142
文献購入ページに移動Kingはフェニルリン酸を基質とし,生成したフェノールを除蛋白することなしに4-アミノアンチピリン(4-AAP)反応にて定量する方法を1951年に試みたが,蛋白の影響が避けられず成功しなかった.その後Grifols Lucasは試薬濃度を上げることにより,蛋白の影響を受けずに測定することに成功したが,オリジナル論文としては認められず,遅れて1954年にKind-King法として正式に承認されたものである.
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