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文献詳細

雑誌文献

検査と技術12巻2号

1984年02月発行

文献概要

マスターしよう基本操作

計算板による血球計算

著者: 磯部淳一1

所属機関: 1徳島大学病院検査部

ページ範囲:P.167 - P.173

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 血球計算は血液形態検査のうちで最も基本的な検査法である.本検査の目的が純粋の血液疾患はもとより,二次的に血液有形成分の変化をきたす諸種疾患の診断・治療にあることはいうまでもない.
 近年では血液学的検査も多くの項目が自動化され,用手法で行うものはめっきり減ってきた.そのせいか用手法による血球計算という古典的ともいえる検査法は,とかく等閑視されがちである.しかし,基本となる検査法の正しい習得が,さらに高度の検査法をマスターする基盤になることを肝に銘ずべきである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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