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文献詳細

雑誌文献

検査と技術12巻2号

1984年02月発行

文献概要

基礎実習講座

吸光光度法における測定波長の選び方と吸収曲線

著者: 関口光夫1

所属機関: 1日本大学板橋病院臨床検査部

ページ範囲:P.179 - P.183

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吸光光度法
 光が物質に当たると反射,屈折,散乱,吸収などの現象が観察される.この中で物質により特定の波数をもった光を吸収するという性質を利用して,物質の定量に応用した方法を吸光光度法(absorptiometry)という.通常1〜15 mmぐらいのスペクトルバンド幅(spectral band width;SBW)を有する単色光を用いて行う.定量はLambert-Beerの法則*1に基づいて行われる.すなわち,吸光度(Abs),濃度(C),モル吸光係数(ε),光路長(l)の間で次式の関係が成立する.
 *1 Bouguer-Beerの法則ともいう.
 Abs=C・ε・l………Lambert-Beerの法則

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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