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基礎実習講座
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腸内細菌科(Family Enterobacteriaceae)に属する細菌のうち,ヒトに対して起病性を有する細菌には,大きく分けると腸管感染症の原因菌と,その他の感染症の原因菌とがある.前者には,赤痢菌(Shigella),サルモネラ(Salmonella;チフス菌S.typhi,パラチフスA菌・B菌S.paratyphi A・B,およびその他のサルモネラ),腸炎起病性大腸菌(Enteropathogenic Escherichia coli),エルシニア(Yersinia)などが入る.
また後者の細菌は,泌尿器系,呼吸器系をはじめ,その他の感染症などの原因菌として,大腸菌(E.coli),クレブシエラ(Klebsiella),プロテウス(Proteus),シトロバクター(Citrobacter)などが検査の対象となる.
また後者の細菌は,泌尿器系,呼吸器系をはじめ,その他の感染症などの原因菌として,大腸菌(E.coli),クレブシエラ(Klebsiella),プロテウス(Proteus),シトロバクター(Citrobacter)などが検査の対象となる.
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