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検査を築いた人びと
有機物の微量分析法を考案した フリッツ・プレーグル
著者: 酒井シヅ1
所属機関: 1順天堂大学医史学
ページ範囲:P.356 - P.356
文献購入ページに移動 有機化学は,その複雑な構造のために,無機化学より遅れて近代科学の舞台に登場し,その本格的な発展をみせたのは20世紀になってからである.その発達に大きな役割を果たしたのが,プレーグルの微量分析法の発明であった.それにより彼は1923年にノーベル化学賞を受賞したのである.
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