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文献詳細

雑誌文献

検査と技術12巻5号

1984年05月発行

文献概要

検査法の基礎理論 なぜこうなるの?

免疫電気泳動法

著者: 長縄謹子1

所属機関: 1国立東京第二病院臨床検査科

ページ範囲:P.401 - P.407

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 GrabarとWilliams(1953)が考案した免疫電気泳動法は,松橋1)(1958)によってわが国に紹介された.その後詳細に検討され,多数の論文が発表されている2〜5).そして今日では,その有用性により血漿蛋白質,特に免疫グロブリンの質的な検索に欠くことのできない検査法である.本法の特長は,次のとおりである.
 1)電気泳動法であらかじめ分画し,その後のゲル内沈降反応により数多くの抗原物質(血漿蛋白質)が,半定量的に沈降線として一目のもとに肉眼で観察できる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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