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文献詳細

雑誌文献

検査と技術12巻5号

1984年05月発行

文献概要

基礎実習講座

試料の濃縮法

著者: 佐野紀代子12

所属機関: 1東京医科歯科大学生化学 2東京医科歯科大学病院検査部

ページ範囲:P.451 - P.456

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 近年,体液蛋白分画のもつ臨床的意義の重要性がクローズアップされているが,蛋白濃度の希薄な体液を分画するに当たってまず直面する問題は,濃縮をなんで行うかということである.このように日常の検査の中にも,種々の希薄試料を濃縮する機会は多いはずである.
 濃縮は単純でかつ補助的操作ととられるためか,意外にルーズに行われている面もある.しかし,この段階で失敗すれば大切な試料を失うことにもなってしまう.今日,操作が簡便でしかも能率の良い方法が出現してきているので,このうちから目的にかなったものを選択するのが得策である.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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