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基礎実習講座
試料の濃縮法
著者: 佐野紀代子12
所属機関: 1東京医科歯科大学生化学 2東京医科歯科大学病院検査部
ページ範囲:P.451 - P.456
文献購入ページに移動 近年,体液蛋白分画のもつ臨床的意義の重要性がクローズアップされているが,蛋白濃度の希薄な体液を分画するに当たってまず直面する問題は,濃縮をなんで行うかということである.このように日常の検査の中にも,種々の希薄試料を濃縮する機会は多いはずである.
濃縮は単純でかつ補助的操作ととられるためか,意外にルーズに行われている面もある.しかし,この段階で失敗すれば大切な試料を失うことにもなってしまう.今日,操作が簡便でしかも能率の良い方法が出現してきているので,このうちから目的にかなったものを選択するのが得策である.
濃縮は単純でかつ補助的操作ととられるためか,意外にルーズに行われている面もある.しかし,この段階で失敗すれば大切な試料を失うことにもなってしまう.今日,操作が簡便でしかも能率の良い方法が出現してきているので,このうちから目的にかなったものを選択するのが得策である.
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