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文献詳細

雑誌文献

検査と技術12巻6号

1984年06月発行

技術講座 生化学

尿中酵素の測定1—NAG

著者: 飯村康夫1

所属機関: 1自治医科大学臨床病理学

ページ範囲:P.505 - P.509

文献概要

NAGとは
 N-アセチル-β-D-グルコサミニダーゼ(NAG,EC 3.2.1.30)は肝細胞,腎尿細管上皮,脳,顆粒球,赤芽球などの種々の組織細胞のライソゾームに含まれる加水分解酵素の一つであり,これらの細胞の障害時に細胞外に逸脱してくる.NAGの分子量は112,000〜126,000で,アイソザイムはDEAE-セルロースイオン交換クロマトグラフィーによりA型,B型およびこの中間のⅠ型の三つに分けられる1)

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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