文献詳細
技術講座 生化学
文献概要
NAGとは
N-アセチル-β-D-グルコサミニダーゼ(NAG,EC 3.2.1.30)は肝細胞,腎尿細管上皮,脳,顆粒球,赤芽球などの種々の組織細胞のライソゾームに含まれる加水分解酵素の一つであり,これらの細胞の障害時に細胞外に逸脱してくる.NAGの分子量は112,000〜126,000で,アイソザイムはDEAE-セルロースイオン交換クロマトグラフィーによりA型,B型およびこの中間のⅠ型の三つに分けられる1).
N-アセチル-β-D-グルコサミニダーゼ(NAG,EC 3.2.1.30)は肝細胞,腎尿細管上皮,脳,顆粒球,赤芽球などの種々の組織細胞のライソゾームに含まれる加水分解酵素の一つであり,これらの細胞の障害時に細胞外に逸脱してくる.NAGの分子量は112,000〜126,000で,アイソザイムはDEAE-セルロースイオン交換クロマトグラフィーによりA型,B型およびこの中間のⅠ型の三つに分けられる1).
掲載誌情報