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文献詳細

雑誌文献

検査と技術12巻7号

1984年07月発行

トピックス

経口吸着剤AST120による腎不全治療

著者: 小出桂三1

所属機関: 1国立王子病院

ページ範囲:P.607 - P.607

文献概要

 種々の腎疾患が進行して腎機能がしだいに低下し,ついに生体の内部環境の恒常性の維持ができなくなった状態を慢性腎不全といいます.慢性腎不全が進行して多彩な臨床症状がみられる状態が尿毒症です.
 慢性腎不全では,その病状に応じた治療法が行われています.すなわち,代償期には食事療法や薬物療法を中心とした保存的療法が中心ですが,尿毒症期(非代償期)になりますと透析療法が開始されます.現在わが国では,5万名以上の慢性腎不全患者が透析療法を受けており,毎年数千名ずつ増加しています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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