文献詳細
文献概要
検査を築いた人びと
基礎代謝測定法を考案した アウグスト・クローグ
著者: 深瀬泰旦1
所属機関: 1順天堂大学医史学
ページ範囲:P.786 - P.786
文献購入ページに移動1920年ノーベル生理学・医学賞受賞の対象となったクローグの研究は,毛細血管の運動調節である.クローグは血液中の気体の結合状態や,いろいろな組織における酸素と一酸化炭素の交換などの領域を主な研究分野としていたが,脊椎動物や昆虫の新陳代謝に関する多くの研究をはじめ,熱調節や呼吸新陳代謝の分野でも数多くの業績を残した.
掲載誌情報