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文献詳細

雑誌文献

検査と技術12巻9号

1984年09月発行

文献概要

技術講座 血液

血球計算2—用手法(2) 血小板

著者: 秋山淑子1

所属機関: 1東京大学病院中央検査部

ページ範囲:P.811 - P.815

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 血小板は止血に重要な役割を演じており,血小板算定は日常欠くことのできない検査である.血小板算定には器械による方法と用手法があり,最近では器械による測定法が多くの施設で取り入れられるようになっているが,血小板数の少ない場合など用手法を併用しなければならず,今後とも用手法は血小板算定には重要である.
 用手法による血小板測定には直接法と間接法があるが,測定法の信頼性や方法の煩雑さの点から現在では直接法が広く用いられるようになっている.今回は直接法の中で最も一般的に用いられている方法として,Brecher-Cronkite法1),Rees-Ecker法2)を取り上げ,算定の実際や改良法,注意すべき事がらについて述べてみる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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