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技術講座 一般
血清アルブミンの定量法
著者: 富田仁1
所属機関: 1京都博愛会病院
ページ範囲:P.821 - P.824
文献購入ページに移動血清Albの測定法1)は,かつては直接測定法はなく,粘度と屈折率による物理的方法や塩析法(硫酸アンモニウム,亜硫酸ナトリウムなど)などによりA/G比を求め,その量を推定していたが,精度は著しく悪かった.チゼリウス型電気泳動法が出現してから,精度も良くなった感がした.しかしその後,濾紙電気泳動法,さらにセルロース・アセテート膜電気泳動法(以下,CAEと略記)が日常検査法として登場してから,チゼリウス法との不一致の主な原因が色素結合能にあることが判明したが2,3),放置されていた.
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