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基礎実習講座
補体の扱い方
著者: 森安惟一郎1
所属機関: 1岡山済生会総合病院臨床検査科
ページ範囲:P.835 - P.838
文献購入ページに移動これら補体蛋白は,生体防御の一翼を担うものとして古くから研究され,種々の疾患において濃度が増減することが明らかとなった.また,ある補体成分が欠損すると,感染症を繰り返すこととなる.通常これら補体成分は,生物活性のない状態で体液中に存在しているが,補体としての機能は,抗原抗体反応などの引き金によって活性化として発現する.
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