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検査法の基礎理論 なぜこうなるの?
生体計測の基礎1—生体物性
著者: 菊地眞1
所属機関: 1防衛医科大学校医用電子工学
ページ範囲:P.17 - P.21
文献購入ページに移動 臨床検査には大きく患者検査と検体検査の二つがある.患者検査の測定対象は生体であり,検体検査の測定対象が血液や尿などのような採取された試料である場合と異なる.検体の分析や定量は一般的な化学分析とほぼ同様に考えることができるが,生体計測の場合には純工学的計測にはみられない特異性が存在し,精度の高い計測を難しくしている.
ここで最も重要なことは,測定対象である生体の物性,すなわち,生体物性をあらかじめよく理解しておくことであり,その理解に基づいて個々の検査や測定において注意すべき点を考えることが望まれる.
ここで最も重要なことは,測定対象である生体の物性,すなわち,生体物性をあらかじめよく理解しておくことであり,その理解に基づいて個々の検査や測定において注意すべき点を考えることが望まれる.
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