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文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻10号

1985年10月発行

文献概要

技術講座 病理

臓器別染色1—脳

著者: 長嶋和郎1 諏訪幸次1 海津怜子2 森松義雄2

所属機関: 1東京大学医学部病理学教室 2東京都神経科学総合研究所臨床病理

ページ範囲:P.906 - P.910

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 臓器別染色法の中で神経系ほど多くの染色法がある臓器はないであろう.中でも常に特殊染色による検索が必要であるのも,神経系の特徴といえよう.多種多様の染色法の中から日常最も有用である点を考慮し,ホルマリン固定・パラフィン包埋切片にて使用される染色法を取り上げる.
 すでに多くの人により,また個々の検査室にて確立されている染色法であるが,実際に試みると,しばしば納得のいかない結果になる場合がある.今回,我々は多方面の人々の最近の情報を取り入れ,自ら再度染色を試み,現時点で最も優れ,かつ安定した結果が得られる染色法を選んで紹介する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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