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技術講座 細菌
培養検査法7—膿・分泌物
著者: 永沢善三1
所属機関: 1佐賀医科大学病院検査部
ページ範囲:P.915 - P.920
文献購入ページに移動 膿・分泌物の細菌検査では,広範な検査材料から細菌,真菌,ウイルス,寄生虫,さらに原虫までを含む多岐にわたる病原体を推定し検査を進めていかなければならない.しかし,検査以前に検査材料の採取や保存および輸送が正しく行われていないと,真の起炎菌を検出することができない.
今回は,特に膿・分泌物の検査材料から高率に検出される嫌気性菌1〜2)を中心に,検査材料の採取法,保存および輸送法,肉眼的性状の観察法,塗抹染色法,培養法などについて記述する.
今回は,特に膿・分泌物の検査材料から高率に検出される嫌気性菌1〜2)を中心に,検査材料の採取法,保存および輸送法,肉眼的性状の観察法,塗抹染色法,培養法などについて記述する.
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