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基礎実習講座
電子顕微鏡試料(標本)の作り方—組織・血球について
著者: 北重夫1
所属機関: 1東京女子医科大学総合研究所電子顕微鏡室
ページ範囲:P.947 - P.950
文献購入ページに移動 電子顕微鏡には試料の表面像を観察するための走査電子顕微鏡と,試料の透過結像を観察する透過電子顕微鏡(以下,電顕と略)とがある.ここでは後者の標本作製法について述べる.
試料(標本)観察には観察可能な条件があり,高真空の鏡体内で電子線の照射や発生する熱にも耐えて安定なこと,観察と写真撮影に十分な電子線の透過性とコントラストがあることなどが挙げられる.
試料(標本)観察には観察可能な条件があり,高真空の鏡体内で電子線の照射や発生する熱にも耐えて安定なこと,観察と写真撮影に十分な電子線の透過性とコントラストがあることなどが挙げられる.
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