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文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻11号

1985年11月発行

文献概要

基礎実習講座

血液比重の測定とその意義

著者: 渡部準之助1

所属機関: 1日本赤十字社中央血液センター検査部検査二課

ページ範囲:P.1029 - P.1032

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 血液比重の測定法には種々の方法があるが,最も簡便で一般的に用いられているのは"硫酸銅法"である.
 これは,硫酸銅基準液を用いて血液(全血)および血清,血漿の比重を測定する方法で,そもそもはアメリカの臨床試験室で考案され,盛んに用いられていた方法である.我が国でも普及していたものであるが,臨床検査法が進歩した現在では,他の方法を用いて硫酸銅法で求めていた目的を果たすようになってあまり用いられなくなったし,最近の検査技師教育に用いられている教科書にすら硫酸銅法での測定法は掲載されていないようである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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