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基礎実習講座
血液比重の測定とその意義
著者: 渡部準之助1
所属機関: 1日本赤十字社中央血液センター検査部検査二課
ページ範囲:P.1029 - P.1032
文献購入ページに移動これは,硫酸銅基準液を用いて血液(全血)および血清,血漿の比重を測定する方法で,そもそもはアメリカの臨床試験室で考案され,盛んに用いられていた方法である.我が国でも普及していたものであるが,臨床検査法が進歩した現在では,他の方法を用いて硫酸銅法で求めていた目的を果たすようになってあまり用いられなくなったし,最近の検査技師教育に用いられている教科書にすら硫酸銅法での測定法は掲載されていないようである.
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