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文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻11号

1985年11月発行

文献概要

ザ・トレーニング

APTTにおける活性化物質の選び方

著者: 鈴木節子1

所属機関: 1横須賀共済病院中央検査科

ページ範囲:P.1037 - P.1039

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 [Q1]APTT(activated partial thromboplastintime:活性化部分トロンボプラスチン時間)とはどのようなことですか.
 [A]1880年代にすでにBarrierらは血漿がガラス表面で凝固することを知っていましたが,1949年Lockard Conleyが血漿は組織トロンボプラスチンがなくても凝固するということを実証しました.二つの凝固系,つまり外因系と内因系凝固の概念が生まれ,血小板浮遊液あるいはリン脂質を用いるトロンボプラスチン形成試験や部分トロンボプラスチン時間(PTT)という検査方法ができました.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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