icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻3号

1985年03月発行

文献概要

トピックス

AMSによる細菌検査

著者: 奥住捷子1

所属機関: 1東大病院中央検査部

ページ範囲:P.250 - P.250

文献購入ページに移動
 自動細菌検査装置(auto microbic system;AMS)では,ディスポーザブルの各種プラスチックカードを使って,菌種名の同定と薬剤感受性が調べられる.グラム陰性菌,特に腸内細菌やビブリオ,Psedomonas aeruginosaでは4時間以内で,P. aeruginosa以外のブドウ糖非醗酵グラム陰性桿菌やPasteurellaなどでは6〜18時間でそれぞれ菌名の同定が可能であり,グラム陽性菌では4〜15時間以内で,分裂が速く生物活性のよい菌は4時間以内で同定できる.同時にその菌に適合した感受性カードを併用すれば,菌種名と感受性値(10時間以内)が自動的にプリントアウトされる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら