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文献概要
検査を築いた人びと
アレルギー反応を診断に応用した クレマン・フォン・ピルケ
著者: 酒井シヅ1
所属機関: 1順天堂大学医史学
ページ範囲:P.326 - P.326
文献購入ページに移動このアレルギーなる言葉を造ったのが,クレマン・フォン・ピルケ(1874〜1929)であった.ピルケは1900年にグラーツ大学を卒業して小児科医となったが,学生時代からの友人にB.シック(1877〜1967)がいた.二人は共に小児科のエッシェリッチ教授の下に入局したが,ほどなく教授がウィーン大学に栄転したため,あとを追ってウィーンに移り住んだ.
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