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文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻4号

1985年04月発行

検査技師のためのME講座 エレクトロニクス入門・1

回路の基本法則

著者: 田頭功1

所属機関: 1東北工業大学電子工学

ページ範囲:P.391 - P.393

文献概要

 私たちの家庭にあるTVにスイッチを入れると,ブラウン管には色のついた像が映ってその像は動き,そして喋ります.これはどのような仕掛けによるのでしょうか.また,病院などでよく用いられる心電計とか脳波計,各種の分析装置,さらにはコンピュータを用いたCT装置などの医用電子装置はどのような仕組みのもとで私たちのからだ(身体)の働きや状態を,私たちの目に見えるような形の情報に変えてくれるのでしょうか.
 基本的には,このような電子装置は,抵抗,コイル,コンデンサあるいはダイオード,トランジスタなどの回路素子を用いた組み合わせ回路からできています.そして,これらの回路素子は幾つかの回路の基本法則に従ってお互いに接続されており,全体として巧妙な働きをしているのです.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

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