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コロニー形成阻害因子
著者: 丹下剛1
所属機関: 1東大病理
ページ範囲:P.466 - P.467
文献購入ページに移動その詳細は文献1,2)を参考にしていただくこととして,骨髄造血細胞のうち,顆粒球系,赤芽球系および巨核球系のおのおのの前駆細胞に対する刺激因子には,それぞれGM-CSF(分子量2万〜10万),エリスロポエチンとBPA(分子量3万〜4万),スロンボポエチン(分子量約4万)などがあり,正常または病的状態にある生体とか患者の血清および尿中から検出できる.あるいは培養という特殊な条件下にある生体細胞は,ヒトやマウスのいずれにおいても脾臓,リンパ節,骨髄,肺,腎,心筋,胎盤,末梢血白血球などの細胞が種々の因子を出している.その場合,培養細胞が腫瘍細胞由来であったり,トランスフォームした株化細胞であることもある.
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