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ザ・トレーニング
鋭敏度と特異度の求め方
著者: 藤田清貴1
所属機関: 1花園病院研究検査科
ページ範囲:P.479 - P.481
文献購入ページに移動その検査法の評価には,鋭敏度(sensitivity)と特異度(specificity)がよく用いられる.鋭敏度とは,疾病に罹患している者を陽性として選別する検査法の能力をいい,これは偽陰性度(false-negative rate)の程度を示す尺度である.また,罹患していない者を陰性として選別する能力を特異度といい,これは偽陽性度(false-positive rate)の程度を示すことになる.感度高く疾患をとらえるか,特異性高く診断するかは,目的とする疾患によって異なる.
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