icon fsr

文献詳細

雑誌文献

検査と技術13巻5号

1985年05月発行

文献概要

ザ・トレーニング

鋭敏度と特異度の求め方

著者: 藤田清貴1

所属機関: 1花園病院研究検査科

ページ範囲:P.479 - P.481

文献購入ページに移動
 臨床検査が医学的診断に活用されるとき,その検査がどの程度,目的とする疾患をとらえるか,他の疾患を巻き込んで診断しないかを明らかにする必要がある.
 その検査法の評価には,鋭敏度(sensitivity)と特異度(specificity)がよく用いられる.鋭敏度とは,疾病に罹患している者を陽性として選別する検査法の能力をいい,これは偽陰性度(false-negative rate)の程度を示す尺度である.また,罹患していない者を陰性として選別する能力を特異度といい,これは偽陽性度(false-positive rate)の程度を示すことになる.感度高く疾患をとらえるか,特異性高く診断するかは,目的とする疾患によって異なる.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1375

印刷版ISSN:0301-2611

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら